YSHOME
CONCEPT わたしたちがつくる家

Comfortable Healty
快適と健康

温暖な住環境等で心身が満たす住まいでは、生活の質が上がると言われています。特に生活の質に影響を与えているのが「健康」です。わたしたちは家族の全員が健やかに暮らせる家を提供しています。
寒くない家
キレイ空気質
家事ラク動線

熱的快適性

快適な家 → ずっと同じ場所に居続けることができる
“不快がゼロ”の環境であることが大事。

温熱環境でいう「快適」は、「快感」ではなく何も感じない「不感」が近い。
=何も感じないからずっと居続けられる。
=上質な温度環境

快適条件① 身体の熱バランス確保
快適条件①身体の熱バランス確保
皮膚表面温度・発汗量が快適な範囲で体内の代謝熱量≒体表面の放熱量のバランスがとれる温熱環境であること
快適な「作用温度」の目安
(空気温度と放射温度の平均)
冬24±2℃
夏26±1℃
快適条件② 局所の不快がないこと
快適条件②局所の不快がないこと
快適条件③ 暖房時の乾燥感を抑えること
加湿器に頼りすぎるのはNG
高温の空気を顔にあてないことが肝心
高温の空気をなくせればベスト
快適条件④ 冬にも家中を適温に
部屋間の温度差が高圧急変動の原因
ヒートショック予防には
建物内温度差5℃以下が目標

快適な温熱環境の最初のポイントは
身体全体の熱バランス

・下記の①~④が揃って初めて快適な温熱環境といえる。

快適条件①:身体の熱バランス確保

皮膚表面温度・発汗量が快適な範囲で体内の代謝熱量≒体表面の放熱量のバランスがとれる温熱環境であること
快適な「作用温度」の目安(空気温度と放射温度の平均)
不快、快適、不快
① 体内の代謝熱量と体表面の放熱量がほぼ同じであること。
➡『作用温度』が適温
【代謝熱量より放熱量の方が多い場合(代謝熱量<放熱量)】 → 寒く感じる
【代謝熱量より放熱量の方が少ない場合(代謝熱量>放熱量)】→ 暑く感じる
  ↓
【代謝熱量≒放熱量】にするためには
 人体から周辺への放熱ルートを理解する。
・周辺空気への「対流」が50%
  ➡「空気温度(室温)」で決まる。
・周りの床・壁・窓・天井への「放射」が50%
  ➡床・壁・窓・天井の「表面温度(放射温度)」で決まる。

そこで大切なのが『作用温度(体感温度)』
対流(空気温度)と放射(放射温度/表面温度)の両方を足し2で割った(平均した)温度を『作用温度』とし、その『作用温度』を適温にすることが快適な空調の第一条件。

☆『作用温度』は何度が適温?
 ヒートショック解決のため、全室では18℃以上、長時間滞在する部屋では21℃以上が目安
 冬季の標準的な条件において不満者率が最も少ない快適な温度は24℃とされている。

☆快適な作用温度24℃を確保するためには…
 現状の建築物省エネ法では「等級4」を求めているが、冬場に快適な室温環境が担保できるかというと難しい。
 無断熱・無気密の伝統住宅や低断熱・低気密の既存住宅において作用温度24℃の確保はほぼ不可能。

➡ 理想的な暖房空間は、室内温度と壁・床・天井の表面温度に大きな差がないことが重要。
  そのためには暖房と断熱・気密性能は一体に考える必要がある。
  建物の気密(空気温度の向上)と断熱(放射温度の向上)を強化することで快適な家になる。

快適条件②:局所の不快がないこと

局所の不快がないこと 局所の不快がないこと
② 局所の不快がないこと

◎上下の温度差が小さい :
気密の徹底、床周りの隙間を完全にふさぐ。

◎床表面温度が適温   :
素足が一般的な日本では床表面の冷たさが気になりにくい床仕上げ材(カーペットやマツ材)選ぶ。

◎気流感が小さい    :
人体に直接温風を当てない工夫をする。

◎放射温度のムラが小さい:
熱や空気が漏れやすい窓を断熱・気密化する。

快適条件③:暖房時の乾燥感を抑えること

加湿器に頼りすぎるのはNG
高温の空気を顔にあてないことが肝心
高温の空気をなくせればベスト
快適条件③暖房時の乾燥感を抑えること
③ 乾燥感がないこと

◎高温の空気をなくすことで乾燥感の低減につなげる。→温風を顔にあてない、そもそも高温の空気がないようにする。

快適条件④:冬にも家中を適温に

部屋間の温度差が高圧急変動の原因
ヒートショック予防には
建物内温度差5℃以下が目標
快適条件④冬にも家中を適温に
④ 家の中、全体を快適に

◎ヒートショック予防には部屋間の温度差5℃未満を目指す。 ヒートショックとは… 急激な温度変化により身体が受ける影響のことで、暖かい居間からまだ冷たい浴室、脱衣室、トイレなど、温度差の大きいところへ移動すると、身体が温度変化にさらされて血圧が急変し、脳卒中や心筋梗塞などを引き起こす。

キレイ空気質

カラダへの負担が少ない空気環境なら
人はもっと健康に暮らせる

空気質に気を遣いましょう

食べ物や飲み物などの健康食に気を遣っている人も多いと思いますが、吸い込んでいる空気に関してはどうでしょうか。実は、私たちは呼吸によって1日に12~24kg(10~20m3)の大量の空気を身体に取り込んでいます。食物や飲料は通常2~3kgなので、空気は10倍近くも多く摂取していることになります。しかも食物は消化器官を経由して肝臓で解毒されるのに対し、空気は肺から直接血液中に取り込まれ脳や各組織に運ばれるため、人体への影響が大きいとされています。

空気質の円グラフ
空気環境の悪化により引き起こされる主な症状1
空気環境の悪化により引き起こされる主な症状2
汚れた室内の空気は、髪の毛や衣服からの繊維くず、ダニの死骸などのハウスダストが塵埃となって空気中を浮遊し、カビや細菌、ウイルスなどが付着しています。
つまり、清浄な空気で暮らすことはとても大切なのです。
二酸化炭素濃度 二酸化炭素濃度

換気とC値の関係

【計画換気を適切にするには】
24時間換気をしっかり稼動させるには、家の気密性能が欠かせません。 C値(家に対する総隙間面積の値)が0㎠/㎡に近づき、気密性能がよくなるほど24時間換気は計画通りの換気をしてくれますが、具体的にどのくらいのC値が必要なのでしょうか?C値が1.0㎠/㎡を上回ると給気口から入る給気量は50%を下回ります。スキマからの給気割合が増えてしまうからです。 C値が0㎠/㎡に近づくほど計画通りに換気できますが、0.5㎠/㎡から1.0㎠/㎡ぐらいの気密性能があれば十分に24時間換気を稼動させることができます。
自然給気口からの給気量の割合 自然給気口からの給気量の割合

家事ラク動線

家事をラクにするためには、動線を意識した間取りを採用することが大切です。回遊動線など家事動線を工夫すると、家事の負担軽減や時短につながります。洗う、干す、畳む、しまうの4つの動線をつなぐ洗濯動線や冷蔵庫やパントリー、食器棚に至るまで調理作業における最適な料理動線など自然と家事がしやすいと感じる動線を家事ラク動線と呼ばれます。
YSHOMEではみなさまの暮らし方から最適な家事ラク動線を一緒に考えます。

家事ラク動線1
家事ラク動線2

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