南条戸建て住宅を赤外線サーモカメラで覗いてみたらこうなった👀

本日7月30日、夏真っ最中で兵庫県姫路市での気温は35℃を超えそうな勢いです☀
そこで、高気密高断熱な住宅では、外気温に対する影響が室内側ではどうなっているかを調べてみました~♪
今回のブログでは赤外線カメラで戸建て住宅の内外部の表面温度を計測してみた結果を総まとめ~✨
使用した赤外線サーモカメラはスマートフォン用赤外線サーモグラフィカメラ:FLIR ONE Pro‼

 

 

測定建物&日時の情報


測定建物:YSHOME南条戸建て住宅

≪建物の性能≫
UA値:0.46W/㎡K
C値:0.3㎠/㎡
東面窓:YKKaP430 トリプルガラス 日射遮蔽型 ダブルLow-E
東面玄関ドア:YKKaP ヴェナードD30 断熱仕様D2
南面窓:YKKaP330 複層ガラス 日射取得型 Low-E
2階外壁材:アイジー工業 ガルバリウム鋼板
1階外壁材:ニチハ 窯業系サイディング
壁断熱材:フェノールフォーム 厚さ66㎜
その他:東面窓アウターシェード
南面窓断熱ブラインド

≪測定場所≫
兵庫県姫路市≪測定日時≫
2023年7月30日13時頃≪測定日の天気≫
外気温:35.8℃
風速:2m

 

いざ、実測!

測定1|東面の窓

東面窓:YKKaP430 トリプルガラス 日射遮蔽型 ダブルLow-E
アウターシェードを降ろしている状態です、内部の様子は全く見えません👀


東面の窓を赤外線カメラで測定してみると、外気温が45.8℃でした💦

日射が吸収されて表面温度が上昇しています☀


室内側からの写真です、YKKap430 樹脂サッシ ドレーキップ窓です。

アウターシェードが降りている状態で撮影。
外部から見た様子では中の視認性が
遮断されて内部が見えない状態でしたが、内部からは外の景色が見えるのがわかります👀
日射遮断&プライバシーも守られる、だけど内側から外の景色が見えるのはポイント高いですね✨


下記は内部からの赤外線カメラの映像。
窓部分で外部との温度差は17℃以上‼
外部からの熱を遮っているのでトリプルガラス 日射遮蔽型 ダブルLow-Eの効果が発揮されていることが分かりました。

しかし、樹脂サッシ部分は色温度が高いので、窓ガラス面に比べると熱が伝わっている事が分かりました。


アウターシェードを上げて10分ほどたってからガラス面を赤外線カメラで測定してみたら、2~3℃ほど温度が上がってしまいました。

トリプルガラス 日射遮蔽型 ダブルLow-Eの効果だけではなく、アウターシェードが良い仕事をしてくれていることが良くわかります✨
日射遮蔽がトリプルガラスより劣る複層ガラスや単板ガラスだと、アウターシェードをすると違いがもっと分かると思います💡

今おすまいの窓でも後付けのリフォームなどで対応されるのもよいかと思います♪

 

測定2|ガルバリウム鋼板

次は2階のガルバリウム鋼板部分を測定してみたいと思います。
IG工業さんのガルボウ:色はガンメタです。(因みにグッドデザイン賞受賞商品です)
濃い色ですので、さぞ熱を吸収しているのでは・・・?

因みに壁の構成は
外装材:ガルバリウム鋼板、通気層t=18、透湿防水シート
構造用パーチクルボードt=9、フェノールフォーム保温版1種2号Ⅱ t=66
プラスターボードt=12.5、ビニールクロス貼り。

!!!!!
やっぱり~、想像通り熱かったです~💦

52.4℃!!!
2階部分なので触れませんが触ったら、低温ヤケドするレベルです~💦


内部の状態です、測定する室温は26.5℃でした。

赤外線カメラで内壁の表面温度を測ってみると29℃でした。
外部の高温に対して表面温度、その差が23.4℃!!
メチャクチャ外壁頑張ってるやん~!(^^)!

断熱材のフェノールフォームも値段が高いだけの事はありますね。

因みに、火を噴き出している様に見えるのは、24時間換気部分です。
赤外線カメラでみるとかなり温度が上昇しているようですが赤外線カメラで測ると32℃でした。

 

測定3|東面玄関ドア


次は東面玄関ドア:YKKaP ヴェナードD30 断熱仕様D2を赤外線カメラで確認しました。


東面の玄関ドア部分の赤外線カメラです。
アルミ庇がついていて日陰になっていますが、やはりアルミ製なので熱を通してしまうのか!

玄関ドアの表面温度は44.8℃とかなり暑いです💦

東面玄関ドア:YKKaP ヴェナードD30 断熱仕様D2
室内側のドア部分の外部との温度差が14.4℃!!
結構頑張ってるじゃん!(^_-)-☆


ですが、D2仕様で断熱枠になっているのですが、枠部分の温度は36℃程度ありました。

やはり枠自体がアルミ製なので、かなり外部から温度が伝わってきているようです( ノД`)シクシク…涙

 

測定4|南面窓

次に南面窓:YKKaP330 複層ガラス 日射取得型 Low-E
南面は2階のベランダが庇代わりになっていて夏場の太陽高度だと、1階の掃き出し窓は日陰になっています(^^♪


南面の外壁表面温度は37.3℃、東面の温度に比べるとかなり低いので、日陰をつくる事は、日射を遮るのに効果的です。


室内側の状況です。
写真には写っていませんが吹抜けになっています。
日射を遮っていますが、室内は反射光で十分明るい状態です♪



南面の掃き出し窓、YKKaP330 複層ガラス 日射取得型 Low-E
東面で採用しているYKKaP430に比べると、日射取得の割合が高く窓の外部表面温度が34.6℃だったので外部との温度差は3度程度。


また、断熱ブラインド(ダブルハニカム)を降ろした状態の赤外線カメラです。
ブラインドを降ろした方が3℃ほど温度が下がりました✨

 

まとめ

赤外線サーモカメラで外壁や窓や玄関ドアの内外部の表面温度を可視化する事によって窓や玄関ドアの断熱のポテンシャルが分かりました👀
また、冬場には太陽熱を取り入れたいので、南面の窓は日射取得型のガラスを採用していますが、夏場の太陽の熱を取り入れてしまうと部屋の中が高温になるので、太陽熱を遮る対策として庇を設けたり、庇が無い場合、簾や葦簀・タープなどで日陰を作る事は非常に有効な対策になってきます。
家の性能を上げる事も大事ですが、パッシブ設計である、『冬の太陽の日射を取り入れて、夏の太陽の日射を遮る、太陽に素直な設計』が省エネ住宅を作る上で重要である事をひしひしと改めて感じました。

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